RESIDENCE – INITIA Entrance
Book Direction|
多様で多彩な白い本
調布駅にほど近い、新築マンションのエントランススペースのための選書。
様々な住人がひとつの建物に暮らすマンションにおいて、「白」という一見均質な要素によって、個人の多様性と奥行きを表現することを試みた内装デザインに呼応するように、世界に様々存在する白にまつわる本を選書した。
空間自体の白の多様性は、天候や時間帯、照明や影、人の動き、周囲の色の反射など様々な要素を反映して生まれている。
白には、雪や雲などの自然現象から清潔や純潔のような概念、何も書かれる前の紙「タブララサ」まで、たくさんの象徴や意味が含まれている。
白という色がどんな意味、どんな気持ち、どんな存在感を示すか、雪や雲から、器、ファッション、アイスクリーム、紙、余白までを選書コンセプトやテーマとし、白を基調とする本のメディア性そのものを表現するため何も印刷されていない束見本を開いてディスプレイするなど、本をディスプレイすることの意味を改めて考えた。
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